奥田さんの監視カメラ裁判と国賠請求・損賠請求
以前「弾圧事件で無罪を勝ち取りました!」の記事、「奥田さんを応援して下さい ~えん罪事件の国賠請求訴訟~」の記事でもご紹介しましたが、マンション建設反対運動のリーダーである奥田恭正さんがいわれのない「暴行罪」で起訴されたものの、無罪判決が確定しました。
このマンション建設現場で、業者側は10台もの監視カメラを設置し、奥田さんを始め、反対運動に関わっている住民達を24時間監視していました。住民達は、マンション建設に反対してスタンディングを行うなどしていましたが、カメラがあることによって、表現活動を萎縮させられました。そこで、奥田さんら近隣住民4名は、業者側に対し,カメラ設置によってプライバシー権や肖像権、表現の自由を侵害されたとして、慰謝料を請求する裁判を起こしました。ちなみに、この監視カメラの画像が、奥田さんの「暴行」冤罪事件で証拠として提出されました。
来る9月5日、この裁判の判決が出ます。また、9月6日には国賠請求と損賠請求の第5回口頭弁論が開かれます。
奥田さんを応援し、また審理の進行を市民の目線で見守るため、ぜひ傍聴にお越しください。
皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。
判決と口頭弁論の日
判決は2019年9月5日(木曜日)13時10分~、口頭弁論は9月6日(金曜日)11時~
※ なお、名古屋地方裁判所では入廷前に手荷物検査を受ける必要があります。傍聴者が多数の場合混雑しますので、30分程度のゆとりをみてお越しください。
判決と口頭弁論の開かれる法廷
名古屋地方裁判所判決1104号、口頭弁論1102号法廷